抗火石(コーガ石)でできた新島モヤイ像の由来。渋谷モヤイ像との関係は?

      2016/10/02

沸騰ワード10で新島が話題に。

テレビ番組「沸騰ワード10」で東京都の新島が話題になるみたいですね。

新島には独特な文化があり、観光地としてにぎわっているようですが、中でも注目したいのは島のいたるところに「モヤイ像」があるということ。

「モヤイ像」と聞くと、大多数の人が思い浮かべるのは渋谷駅南口にあるアレではないでしょうか。

というか、ほかにモヤイ像があるなんて聞いたことがないですよね。

 

しかし、実は渋谷のモヤイ像もこの新島から送られたもので、モヤイの発祥の地はこの新島なのです。

訪れたことがある人はわかるかもしれませんが、新島には「モヤイの丘」と呼ばれる場所もあり、多くのモヤイ像を見ることができます。

新島には、渋谷駅のモヤイ像のようにイースター島のモアイ像によく似たものもあれば、独特な顔をしたモヤイ像もあり、さまざまなモヤイ像を見ることができるんです。

モヤイ像は新島の観光業の一役を担っているとも言える存在なんです。

 

さて、この新島のモヤイ像ですが、その材料は非常に珍しいものだとか。

何がそんなに珍しいのか、またどうしてモヤイ像が作られたのか、その理由も詳しくまとめたいと思います。

 

・モヤイ像の材料は抗火石。

このモヤイ像は、「抗火石(コーガ石)」と呼ばれる非常に珍しい石を使って作られています。

なぜ、そんなに珍しいのかというと、この石は日本国内では伊豆諸島や伊豆半島の一部地域でしか産出されないのです。

しかも、世界に目を向けても日本以外の採掘地はイタリアのリーパリ島しかないというから驚きです。

世界的に見ても非常に珍しい石がこの新島では大量に採れるんですね。

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「抗火石」はその名の通り熱に強く、耐火性や断熱性に優れています

あまり私たちには馴染みがないですが、新島では一般的にタイルなどに使用されているようです。

また、軽石の一種なので軽量だということも抗火石の特徴として挙げられます。

軽石というと子供の頃に川辺で見つけた記憶がありますが、石に細かい穴が無数に空いていて確かに軽いです。

見たことないという方はチョコレートの「エアロ」を思い出してください。ちょうどあんな感じになっているのが軽石です。

 

この抗火石を使ってモヤイ像は作られているんですね。

軽くて、熱に強く、しかも刃物で加工しやすいこの石は作品を作るのには最適な材料だったといえます。

もちろん、渋谷にあるモヤイ像も抗火石を使って作られているので、今度渋谷を訪れたときには直に触れて確かめてみてはどうでしょうか。

 

・モヤイ像の由来。だれがどうして作った?

さて、そんなモヤイ像ですが、誰が何のために作ったのでしょうか

 

このモヤイ像は新島のアーティストである「大後友市さん」と島外の友人たちが作り始めたのが始まりだそうです。

彼らは離島ブームが始まる中で「島おこし」をしようとして、抗火石に目を付けました。

最初はこけしなども作っていたようですが、インパクトが少ないということで話題になるように、非常に珍しい島の抗火石に巨大な石の顔を掘ることを思いたんですね。

始めのうちは、正直素人が作ったような出来の良くないものを彼らは作っていたようですが、島を有名にしたい、島おこしを何とか成功させたいという彼らの思いは本物でした。

その思いを原動力に、島の各地にモヤイ像を彫って設置してくれたからこそ、今の新島は観光で有名になれたのです。

 

 

また、「モヤイ」という名前は島で使われる、「もやう」という言葉に語原があるそうです。

この「もやう」というのは、「力をあわせて協力する・助け合う」といった意味で、大後友市さんはこの美しい新島の風習に感動し、この石像に「モヤイ像」という名前をつけました。

いままで「モアイをもじった名前」としか思っていなかったですが、この「モヤイ像」という名前にも大後友市さんの新島への思いが込められているんですね。

 

こうしてできたモヤイ像は、マスコミに取り上げられ全国的に有名になるとともに、新島から各地へ寄贈されていきました。

そのなかの一つが渋谷駅のモヤイ像なんです。

なんとなく渋谷の待ち合わせ場所として有名なモヤイ像ですが、実はこんな由来があったんですね。

皆さんも、渋谷駅に立ち寄ったときには改めてモヤイ像を眺めたり、触ったりしてみてください。

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