こんにちは。「BR」のユウです。
今回のテーマは「ランニングタイツは効果無し?デメリットの噂を検証!」ということです。
多くのランナーが愛用しているタイツやスパッツには、様々な効果があるように思えます。
ですが、ある実験では「機能性タイツを使っても筋肉疲労は変わらない」という結果が出ています。
また、タイツを履くことがデメリットになるといった意見も見受けられます。
これは一体どういうことなのでしょうか。
結論から言えば、「個人による」ということになるのですが、今回はランニングタイツの性質について詳しくご紹介したいと思います。
ランニングスパッツってどんな効果があると言われているの?
まずは、一般的にどんな効果があるのかということをおさらいしておきましょう。
最近ではランニングタイツ・ランニングスパッツと言っても、様々な機能が求められ、「機能性タイツ」とも言われています。
その効果として謳われているものをまとめてみると…
・疲労減少・回復効果
・膝関節をサポートする効果
・ケガの防止
・防寒効果
・UVカット
…こんな感じになります。
なんかメリットがてんこ盛りですね。
これらの効果以外にも、吸水性や速乾性が高いものが多いため、愛用するランナーも多くなっています。
中には着用したほうが筋肉痛が抑えられると感じている方もいるようです。
これだけ効果があれば、ランニングタイツをぜひ着用したいのですが、中には注意したいものもあります。
それは、「疲労減少・回復効果」です。
この点について掘り下げてみていきましょう。
ランニングスパッツの効果はない?デメリットもあるってホント?
多くのところで喧伝される「ランニングタイツが疲労を軽減・回復させる!」といった効果ですが、これはすべての人に当てはまるわけでもないということが判明しました。
そもそも、どうして筋肉の疲労を回復することができるのでしょうか。
その説明としては、タイツが筋肉の振動やブレを抑えるため、消費エネルギーが少ない。
よって、筋肉の疲労が少なくなるということが言われていました。
たしかにもっともな理屈ですがこれについて、米オハイオ州立大学のアジット・シャウドハリ准教授が驚くべき研究成果を発表しました。
それは、
・機能性タイツは確かに筋肉の振動を減らすが、筋肉疲労は変わらない
(参照:https://www.j-cast.com/healthcare/2017/06/17300759.html?p=all)
というものです。
ええ~消費エネルギーが減ったんだから疲労も減るんじゃないの?
そんな風に思いますが、これが事実だそうです。
では、「タイツを履くと疲れないんだぜ~」と言っている人たちはウソつきなのかというと、そういうことでもありません。
このことについて、スポーツ医学の専門医ジョーダン・メッツル氏はこのように語りました。
・ランニングは精神的な要素が最も大きい。
・タイツによって筋肉が守られていると感じる人には効果を発揮する
つまり、「思い込みの力で疲労を軽減している!」ということです。
なんだか胡散臭い話ですが、現在ではこのように解釈されているんです。
先述した、
・膝関節をサポートする効果
・ケガの防止
・防寒効果
・UVカット
といったものについてはその効力が認められていますが、疲労については個人差があるというのはこういうことです。
なので、「タイツを履いて走るとかありえないんですけど!」といった方は別に履かなくてもOK。
個人的には結構好きなんですけどね…
また、機能性タイツのデメリットとしては以下のようなものが挙げられています。
・走りにくくなる
・筋肉が育たない
これらの意見については、個人的には正直あまり賛同できません。
まあ、走りにくいと感じる人は履かなければいいわけで、そこは個人差があると思いますが…
タイツを履いたくらいでランニングに必要な筋肉を育てることができないというのは、信じられません。
プロレベルというか、超本格的に走る人はまた違うかもしれませんが…
初心者の方ならそれよりもケガを防止する方が重要だと思います。
そのためには機能性タイツを使用したほうがいいかもしれませんね。
タイツを履いたことがないという方は、まず試してみて、「自分には合わないな…」と感じたらやめるのでもいいと思います。
私としては、タイツを履いた方が冷えないしオススメですけどね!
まとめ
今回はランニングタイツ・ランニングスパッツの効果はナシという真偽について考察しました。
疲労回復効果は精神的な要素が大きく、肉体の疲労度は変わらないという研究結果があります。
タイツを履く履かないは個人の好みによるところですが、防寒効果・UVカット効果・怪我の防止などには効果を発揮します。
初心者の方はまず1度試してみてくださいね。
どんなものを選んだらいいのか、タイツのオススメについてはこちらを参考にしてください。